Lucy Project公演「斜陽」(原作:太宰治)平成28年12月17日~18日
Lucy Project公演「斜陽」(原作:太宰治) ――太宰治のベストセラー小説が演劇に […]
4.過去の公演Lucy Project~良質な舞台と映像を求めて
LucyProject公演「斜陽」(原作:太宰治)の人物相関図が出来ました。 この六人の人 […]
4.過去の公演LucyProject公演「斜陽」(原作:太宰治)の人物相関図が出来ました。
この六人の人生が複雑に絡み合います。
年末のお忙しい時期ではありますが、ぜひご来場下さい。
――太宰治のベストセラー小説が演劇になって現代によみがえる――
太平洋戦争敗戦後の改革で貴族としての特権を奪われた柳原家は、
屋敷を手放し、伊豆の小さな山荘で貧しい暮らしを強いられていた……。
どれだけ没落しても貴族としての誇りを失わない母、
弟・直治を思う行動から俗世間に飛びこみ翻弄されていくかず子、
そして、人前では不良を演じながら誰にも言えない苦悩を抱える直治。
三者三様の生き様に、自己破壊的な日々を送る作家・上原と妻・スガ子、
実業家として成功し柳原家を援助しているかず子の叔父・和田の運命が
複雑に絡まり合っていく……。
<脚本>寒竹泉美・平本たかゆき
<演出>平本たかゆき
<出演>
柳原かず子(柳原家の長女)・・・寒竹泉美
柳原直治(かず子の弟)・・・大背戸陽介
かず子、直治の母・・・夏汝香名
和田重蔵(かず子の叔父)・・・土岐倫弘
上原二郎(新進気鋭の小説家)・・・平本たかゆき
上原スガ子(上原の妻)・・・松下真由美
<舞台監督>太田かつじ(Chiroプロ)
<照明>馬場美智子(プライヤー照明)
<制作>ペガサスキタノ 塩崎綾
◆上演日時
平成28年12月17日(土)
①14時30分~ ②18時30分~
平成28年12月18日(日)
③11時~ ④14時~ ⑤18時~
(開場は開演の30分前)
◆場所 座・九条
大阪市西区九条1-28-20
(シネ・ヌーヴォすぐ近く)
<GoogleMap>https://goo.gl/maps/36emodx4kbx
◆チケット(当日清算)
全席自由席 2,000円(入替制)
☆公演は終了致しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
Lucy Project公演「斜陽」(原作:太宰治) ――太宰治のベストセラー小説が演劇に […]
4.過去の公演――太宰治のベストセラー小説が演劇になって現代によみがえる――
太平洋戦争敗戦後の改革で貴族としての特権を奪われた柳原家は、
屋敷を手放し、伊豆の小さな山荘で貧しい暮らしを強いられていた……。
どれだけ没落しても貴族としての誇りを失わない母、
弟・直治を思う行動から俗世間に飛びこみ翻弄されていくかず子、
そして、人前では不良を演じながら誰にも言えない苦悩を抱える直治。
三者三様の生き様に、自己破壊的な日々を送る作家・上原と妻・スガ子、
実業家として成功し柳原家を援助しているかず子の叔父・和田の運命が
複雑に絡まり合っていく……。
<脚本>寒竹泉美・平本たかゆき
<演出>平本たかゆき
<出演>
柳原かず子(柳原家の長女)・・・寒竹泉美
柳原直治(かず子の弟)・・・大背戸陽介
かず子、直治の母・・・夏汝香名
和田重蔵(かず子の叔父)・・・土岐倫弘
上原二郎(新進気鋭の小説家)・・・平本たかゆき
上原スガ子(上原の妻)・・・松下真由美
<舞台監督>太田かつじ(Chiroプロ)
<照明>馬場美智子(プライヤー照明)
<制作>ペガサスキタノ 塩崎綾
◆上演日時
平成28年12月17日(土)
①14時30分~ ②18時30分~
平成28年12月18日(日)
③11時~ ④14時~ ⑤18時~
(開場は開演の30分前)
◆場所 座・九条
大阪市西区九条1-28-20
(シネ・ヌーヴォすぐ近く)
<GoogleMap>https://goo.gl/maps/36emodx4kbx
◆チケット(当日清算)
全席自由席 2,000円(入替制)
☆公演は終了いたしました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
(photo by Jani Halinen) 我々Lucy Projectは、だいたい7 […]
5.コラム(photo by Jani Halinen)
我々Lucy Projectは、だいたい70~100年くらい前の戯曲や小説、いわゆる「準古典」に注目している。
なぜなら、準古典は著作権が切れていて使いやすいといった世俗的な理由ではなく、
そこに描かれている人々は、やはり昔も今も変わらないただの「人間」だからだ。
ありがたいことに、その時代の人々は、ケータイを持っていないし、インターネットも使っていない。
例えば、誰かにメッセージを伝えるためには、手紙を書くか、誰かに頼んで伝えてもらうか、あるいは直接会って話す必要がある。そこでは、間違いなくドラマが生まれる土壌があるのだ。
もどかしいほどのすれ違いも、心の葛藤も生まれる。誤解もあれば思い過ごしも起こりやすい。
だからこそ、生き生きとした人間を表現することが出来るのである。
そして、喜ばしいことに、このような準古典は山のようにある。掘れば掘るほどいい作品に出会える。まさに宝の山状態だ。
「三夜叉」(原作:金色夜叉)、「出口なし」、「痴人の愛」と続いた準古典の四作目は、
太宰治原作の「斜陽」である。もちろん、原作を忠実になぞりながら、
さらに新しい要素を加えて劇的な展開の作品に仕上がる予定である。
色々あった平成28年を締めくくる12月、ぜひ劇場まで足を運んでいただきたい。
◆日時
平成28年12月17日 土曜日 14時30分~ 18時30分~
平成28年12月18日 日曜日 11時~ 14時~ 18時~
◆場所 座九条(大阪市西区)
平本たかゆき ◇まずは感謝! LucyProject公演「谷崎潤一郎・痴人の愛」が終わって […]
4.過去の公演 5.コラムLucyProject公演「谷崎潤一郎・痴人の愛」が終わって早くも1か月が過ぎた。
演劇祭というある意味カオスな状態の中で、独自の存在感は示せたように思う。
観劇にお越し頂いた皆様には、感謝感謝である。
さて、今回登場したナオミは、「○○の三大悪女」「○○な悪女ベスト3」などにあげられる有名な悪女である。たとえ「痴人の愛」を読んだことがない人でも、痴人の愛のナオミといえば悪い女だというイメージを持っている人も多い。本作品でも描いたように、男にだらしないにも関わらず、その魅力で自分の夫を食い物にし寄生する様は、これぞまさしく悪女の最たるものである。
ただし、悪女にも大きく分けて二つのパターンがあるように思われる。
ひとつは計算ずくで男をたらしめて食い物にする女である。自分の魅力を十二分に理解し、そのうえで男を魅了し調略する。言ってみれば男を踏み台にしてのし上がってゆくタイプである。
そして、もうひとつは、自分自身はなにも悪気がないのに、周りの男たちが勝手に振り回され、悪女と後ろ指をさされるパターンである。天真爛漫で自然に男に媚びることが身についている女がこれに当てはまる。いわば「天然の悪女」である。こんな女に出会ってしまうと、男は必ずフラフラになってしまう。
そこで、谷崎潤一郎の原作を読みかえすと、あくまでもナオミに翻弄される男「譲治」の目線で書かれているので、ナオミはどちらのタイプかはよくわからない。そのあたりは、読者におまかせ、自由に想像してねということなのかもしれない。
今回の舞台を作るにあたって、当初、私はナオミを「計算高い女」と設定して進めようと考えていた。作戦通りなんども譲治の家(元の自分の家)に帰ってきて、再び譲治を虜にしてしまうストーリーである。
だが、稽古を進めてゆくうちに、あるいは実際に動くナオミを見てゆくうちに、「この女は計算していない、天然の悪女だ!」と気づいた。
(女優は最初から、天然の悪女のつもりだったようだ。。。)
計算高い悪女と天然の悪女、どちらがタチが悪いかというと、あきらかに天然の悪女の方である。物語としてはそちらの方がおもしろい。
そこで、
・一見、冷静沈着に見える譲治が、ナオミに翻弄され全面降伏する様を、無様で滑稽でユーモラスに見せる。
・ナオミは、怒りや憤りなどを感じさせることはなく、愛らしい無邪気な女に見せる。
そんな舞台を目指すことに方針を転換した。
くしくも1回目の上演ではそれ程でもなかったが、2回目の上演では、あちこちからクスクスと笑い声がおこり、終演時には意表をつかれたような笑いが劇場を包んだ。
さて、最後に、原作にもないナオミと譲治の未来を占っておこう。
この二人の未来はどうなるのか?
間違いなく言えるのは、譲治に金がある限り、ナオミは譲治の傍にいるだろう。金には困っていない譲治だから、なんとか譲治が先に死ぬ(かなり年上なので)まで添い遂げると思う。譲治も自分が加齢により衰えてゆくにしたがって、さらにナオミにはまり込んで行きそうだ。
そして、ナオミは譲治が死んだあと、残った財産で面白おかしく暮らすことになるだろう。
周りからみたらどうだかわからないが、本人たちにしたらこれもまたハッピーエンド。
これこそ、相利共生のたまものである(笑)。
ナオミ、稀代の悪女か、それとも・・・。 (クリックして頂くと拡大いたします) <上演詳細> […]
4.過去の公演
ナオミ、稀代の悪女か、それとも・・・。
<上演詳細>
◆演目:谷崎潤一郎・痴人の愛
(演劇祭「演劇動物演vol.2」にて上演)
◆出演:平本たかゆき/ケる子
◆演出・脚本:平本たかゆき
◆演劇祭日程:2016年6月17日(金)~19日(日)
◆Lucy Project出演日程
6月18日(土)16:00 同時上演「アーチチョーク/こんにちは「桜田かなえ」です」
6月19日(日)18:00 同時上演団体「劇団時乃旅人/ハダカノココロ」
*各回、2団体を1公演とし、毎回入れ替え制となります。
*1公演内での休憩はありません、次の団体の準備が整い次第すぐに始まります。
*出入りは自由、2階のロビーにて休憩ができます。
◆場所:in→dependent theatre 1st(インディペンデントシアターファースト)
大阪市浪速区日本橋5-12-4 http://itheatre.jp/access.html
◆チケット:日時指定・全席自由:
前売:2,000円 当日:2,500円 ペア:3,500円(前売のみ)
高校生以下:1,500円(前売当日共)
リピート:1,000円(リピートは演劇動物演の半券提示、一公演につきお一人一枚限り)
*高校生以下は学生証を提示
◆受付は開演30分前から、開場は開演15分前です。
◆チケット予約:すべて当日精算させていただきます。
平本たかゆき ■なぜいま谷崎潤一郎なのか? なぜいま谷崎潤一郎なのか・・・? まずは、この […]
4.過去の公演 5.コラム平本たかゆき
■なぜいま谷崎潤一郎なのか?
なぜいま谷崎潤一郎なのか・・・?
まずは、この質問に答えることにしよう。今年、谷崎潤一郎の著作権が切れたとかいう露骨な話は横に置いて、やはり時代のトレンドは「大谷崎」なのである。
といっても全く説得力がないのであるが、実は「痴人の愛」を取り上げたのは、谷崎というよりこの淫靡な作品に魅せられてきたからと言う他はない。
■強烈な印象を残した痴人の愛のラストシーン
「痴人の愛」を初めて読んだのは、おそらく中学生の頃だったと思う。私ははっきり言って<河合譲治>なる男の行動がまったく理解できなかった。なぜ、他の男と逢瀬を繰り返す若妻・ナオミを簡単に許してしまうのか、意味不明の状態であった。まあ、逆に初な中学生で判る方がおかしいかもしれない笑。
ただ、完全に立場が入れ替わるラストシーンだけが強烈に印象に残った。ナオミって怖い女だなあ・・・。ただ、その印象だけが残った。
■<河合譲治>なる男の生き様
それから時は流れ、私も余計なことを色々と学んで行き、いつしか<河合譲治>なる男の行動の意味がなんとなく判るようになってきた。時として、フラッシュバックのように蘇るこの作品のラストシーンがそうさせたのだ。
そして、さらに時は流れ、私はさらに余計なことを学んで行き、こういう男女の関係もあり得るんだという境地にたどり着いた。ここで、ようやく<河合譲治>なる男の生き様に興味が持てたのだ。
そんな時、偶然にも「ナオミのような悪女を演じたい!」というダンサー兼女優と出会い、このたび舞台に掛けることになった。
■痴人の愛のすべてが判るはず!
さて、今回は友人が主催する演劇祭での上演ということで、上演時間は30~40分程度である(まだ、ちゃんと計ってないので判らない(^^;))。だからといって、話の途中で終わるとかということはない。ちゃんとこの作品の神髄をお見せ出来ると思う。
お時間あれば、是非。
<上演詳細>
「演劇動物演vol.2」小さな劇団のためのミニ演劇祭
◆日程:2016年6月17日(金)~19日(日)
◆場所:in→dependent theatre 1st(インディペンデントシアターファースト)
大阪市浪速区日本橋5-12-4 http://itheatre.jp/access.html
◆出演
6月18日(土)16:00 アーチチョーク、Lucy Project
6月19日(日)18:00 劇団時乃旅人、Lucy Project
*各回、2団体を1公演とし、毎回入れ替え制となります。
*1公演内での休憩はありません、次の団体の準備が整い次第すぐに始まります。
*出入りは自由、2階のロビーにて休憩ができます。
◆チケット:日時指定・全席自由:
前売:2,000円 当日:2,500円 ペア:3,500円(前売のみ)
高校生以下:1,500円(前売当日共)
リピート:1,000円(リピートは演劇動物演の半券提示、一公演につきお一人一枚限り)
*高校生以下は学生証を提示
◆受付は開演30分前から、開場は開演15分前です。
◆チケット予約:すべて当日精算させていただきます。
終演後、熱い拍手に包まれたLucyProject公演J.P.サルトル「出口なし」公演から1 […]
4.過去の公演 5.コラム終演後、熱い拍手に包まれたLucyProject公演J.P.サルトル「出口なし」公演から1週間がたった。
まだ、感動のイメージが強く残っている中、今回の公演の演出・脚色・音楽を担当し、ガルサン役としても出演した平本たかゆき氏に話を聞き、今回の公演のこと、サルトルのことを語ってもらった。
(文中太字は平本たかゆき氏)
-公演から1週間が経過しましたがご感想は?
いやあ、今回は疲れましたね。いつもなら、さあ次はとなるのですが、今回は、まだちょっと残像というかあの世界観が頭の中に残ってます。
-重いテーマの作品でしたね。
そうですね。サルトルらしいと言えばそれまでですが、彼が言う「即自」からの開放と、「対自」の実践がテーマなんですが、やっぱりどう考えてもよくわからない(笑)。ただ、他人の目や世間の評判を意識すると、自分自身が雁字搦めになってしまうということがテーマだとすれば、少しやさしく理解できるかも知れませんね。それでも、難しいか・・・。
ー地獄とは他人のことだ・・・
特にガルサンはとても一般的な男らしく(笑)、非常に世間の評判を気にしている。3度の飯より、あるいは女より名声を欲しがっている。悲しいですね。もし、他人のことなんか気にしなければ、地獄へ堕とされることもなかっただろうに。
それから、愛されたいキャラのちょっとイカれたエステルは、男の目ばかりを気にしている。おそらく、すべての男に愛されたかったんでしょうね(笑)。
その象徴として、「鏡」があるんでしょう。自分を写し出す鏡は、他人の目を気にするから必要なんです。
-そういう意味ではイネスだけは異質・・・
マイノリティではあるんだけど、この話の基軸になってるのはイネスですね。彼女だけは、他人の目を気にしていない。世間というものを、冷静な目で見つめている。同性愛者であるがゆえに、その言動に説得力がある。まあ、これは今も同じですね。その業界のタレントさんの言葉は、妙に、説得力があったりしますからね。
ー結局、なぜ3人は一緒になったんでしょう?
なぜなんでしょうね(笑)。でも、おそらくこれが別の3人だったとしても結局同じような話が展開されて「悲劇」が起こったんだと思います。なかなかシニカルでもありますね、サルトルは。
-それが、最後のボーイのシーンに結びつく。
そうです。あれは原作にはまったくなかったシーンなのですが、今回のテーマを普遍的にするために、ボーイからお客さまに呼びかけてもらいました。お客さまのうちどの3人がこの密室に入れられても、結局は悲劇が起こりますよと。
-ブラックですね。
ええ、ブラックです(笑)。でも、ラストシーン、好評のようでした。
-照明もよかったですね。
よかったですね。実はあのシーンの照明は、ドッキースペシャルといって、演じた土岐倫弘ためだけに作られたものでした。彼の顔立ちとか肌の色とかを考慮して。だから、他の役者が同じ位置に立っても、怖いだけでうまく映えない。みごとな照明でした。
-ボーイのラストシーンは、原作になかったということですが、この作品と原作との違いは?
ほとんどないですね。ストーリーは忠実に再現しています。ただ、原作の方は言葉足らずなんですよ。セリフに、具体的な説明が少し足りない。どうとでも意味が取れる。だから、余計に難解になっているように思います。今回は、そこを埋めるように言葉を足して、脚色しなおしました。それから・・・
-それから?
(笑)。それから、ひとつキーワードになるセリフを加えました。
-どれでしょう?
イネスの「私スペインからの移民なの」ってセリフです。原作では、ガルサン、エステルは、自分が住んでいた場所や、死んだ場所を語るのですがイネスだけは語らない。なぜなんだろうと色々調べたんですが、イネス=セラノって、どちらかというとスペイン系の名前なんですね。で、この戯曲が書かれた当時、フランスには、スペインやイタリアから移民が多かった時代なんです。それらの人々の多くは、マルセイユを中心とした南仏に住み着くことが多かったんです。だから、当時のフランスの人は、イネス=セラノって聞いただけで、「南仏あたりに住んでいる移民だな」とイメージできたんじゃないかと考えたんです。それで、原作ではイネスは場所については語らないんだろうと。
-サルトル「出口なし」の新しい解釈ですか?
新しいのかあるいは正しいのかどうかは判りませんが、ともかく、今も問題になっている移民の問題をこの作品にも込めました。
-とするとこの作品には、裏設定があるということでしょうか?
まあ、そうかもしれないし、そうじゃないかも知れない(笑)。それは、このお芝居をご覧頂いた方々の想像力におまかせしたいと思います。
-LucyProjectとして次のご予定は?
次は、短い作品ですが、谷崎潤一郎の「痴人の愛」をやる予定です。演劇の仲間が今年の6月に演劇祭を主催するので、そこで出来ればいいかなと。
(文・インタビュー すみれ蓮 )
おかげさまをもちまして、 LucyProject公演「出口なし」無事千秋楽を迎えました。 […]
4.過去の公演おかげさまをもちまして、
LucyProject公演「出口なし」無事千秋楽を迎えました。
多数ご来場いただきまして有り難うございました。
これからもLucyProjectをごひいきに! よろしくお願いいたします。
代表 平本たかゆき
無慈悲にも地獄に堕とされた「訳あり」の男がひとりに女がふたり。 意外にも3人が連れてこられ […]
4.過去の公演無慈悲にも地獄に堕とされた「訳あり」の男がひとりに女がふたり。
意外にも3人が連れてこられたのは、殺風景な密室。
彼らはなぜ、同じ部屋に閉じこめられたのか?
彼らはなぜ、地獄に堕とされたのか?
そして、彼らに「救い」はないのか?
著名な哲学者でもあり劇作家でもあるJ.Pサルトルの名作「出口なし」。
人間関係のおかしさ、複雑さを描いた密室劇ながら、
単純に見て楽しめるエンターティメント作品です。
ぜひこの機会に、劇場に足をお運びいただき、サルトル戯曲の神髄をお楽しみください。
◇公演詳細◇
「出口なし」 Huis clos de Sartre
○原作 ジャン=ポール・サルトル○日時 2016年2月27日(土) ①18時30分~
2016年2月28日(日) ②14時~/③18時~
*開場は開演の30分前
○自由席○出演
ガルサン・平本たかゆき
イネス・和田明日香(イズム)
エステル・塩崎綾
ボーイ・土岐倫弘○舞台監督 太田かつじ (Chiroプロ)
○照明 馬場美智子 (プライヤー照明)
○制作 畑見亜紀 (tocotoco しょうとくりぃむ)○演出・脚色・音楽 平本たかゆき
○場所 座九条
大阪市西区九条1-28-20
地下鉄中央線・九条駅 徒歩4分
阪神なんば線・九条駅 徒歩2分
(シネ・ヌーヴォすぐ近く)
<GoogleMap>
https://goo.gl/maps/dGRH93Bnpp92
「Lucy Project」代表の平本たかゆきが出演致しました映画がストリーミング配信され […]
1.Information
「Lucy Project」代表の平本たかゆきが出演致しました映画がストリーミング配信されることになりました。
日本映画監督協会新人賞にノミネートされた話題作「僕はもうすぐ11歳になる」です。
この機会にぜひご覧ください。
作品の詳細は次の通りです(LOADSHOW webサイトより抜粋)。
○作品のテーマ
作品のテーマは「死生観」。映画製作以前に秘境専門旅行会社に勤務し、インド・ブータンなどに頻繁に訪れていた監督の経験がベースとなっており、ユニークな視点から「死・生とは何か」について描いています。撮影は全編関西ロケ。ロケーションは主に大阪府池田市・茨木市など自然豊かな場所でなされ、昆虫学者のフィールドとしても有名な箕面市からも多大な協力を得て撮影がなされました。昆虫マニアの主人公・翔吾を演じる濱田響己は映画初出演。普段から昆虫が好きで、自分と似た翔吾役に対する熱意でオーディションの際に監督の心をつかみました。本作品は2014年に劇場公開。国内主要都市・香港・アメリカ・フィンランドで上映され好評を得て、同年度の日本映画監督協会新人賞にノミネートされました。
○STORY
昆虫好きの少年・中村翔吾は母・香織と2 人で暮らしている。翔吾に昆虫採集を教えた父・徹はインドに単身赴任中である。冬休みに入り、ひとりで黙々と昆虫採集を続ける翔吾はアメリカからの帰国子女・川上花音に弟子入りを懇願されて、昆虫採集や標本の作り方を教えるようになる。年末、徹がインドから帰国してから、翔吾は大人たちの相矛盾する死生観に気付きはじめる。徹はインドやブータンの価値観に影響され、昆虫の標本を作ることに疑問をおぼえていて、肉・魚を食べないようになっていた。花音の母・陽子は昆虫標本を忌み嫌い、触りもしない。翔吾の祖父・正は半年前に亡くなった妻・弥生の遺灰を人のように扱って話しかけている。「死」とは何かと疑問に思いはじめた翔吾がとった大胆な行動とは・・・
○STAFF
監督 : 神保慶政 脚本 : 神保慶政 撮影 : 仁宮裕 照明 : 奥山竜輝 録音 : 宮井昇 音楽 : moshimoss 音楽 : 飯田泰幸 整音 : 宮井昇 制作 : 岡田真樹 制作 : 坂井拓人 美術 : 塩川節子 美術 : 大枝紗弓 編集 : 神保慶政 助監督 : 向悠一 助監督 : 寺本拓史 プロデューサー : 城内政芳 助成 : シネアスト・オーガニゼーション・大阪(CO2)
○CAST
濱田響己、 紫英、 河村宏正、 市川愛里、 鳥居敏明、 平本たかゆき、 真弓
<<配信ページはこちらをクリックしてください>>
https://loadshow.jp/films/67